【四天王寺高校ってどんな高校?】偏差値・合格最低点・5教科/3教科アラカルト判定・医歯薬の進学実績|大阪市天王寺区(女子校)

大阪市天王寺区にある私立の女子校で、聖徳太子が建立した四天王寺が設置母体です。1922年(大正11年)に天王寺高等女学校として創立され、2022年に学園創立100周年を迎えました。高校から入るコースは文理選抜・文理・文化・スポーツの3つで、入試は5教科の合計と、国・数・英を5/3倍した点の高いほうで判定する独自の方式です。2026年春の大学合格は国立135名・公立91名(中学からの内部進学者を含む学校全体)で、医歯薬系の合格者が多い学校として知られています。

基本情報(早わかり)

正式名称四天王寺高等学校(してんのうじこうとうがっこう)
区分私立(学校法人四天王寺学園)・女子校/全日制
設置学科普通科=高校から入るのは 文理選抜コース・文理コース・文化・スポーツコース(中学からの医志コースなどは内部進学)
所在地〒543-0051 大阪府大阪市天王寺区四天王寺1-11-73
募集人員(2027年度入試)文理選抜 約40名/文理 約80名/文化・スポーツ 約30名(内部進学を除く)
偏差値の目安(2026)49〜69(コースにより異なる)
建学の精神聖徳太子が帰依された仏教の精神/学園訓=「和を以て貴しとなす」「四恩に報いよ」「誠実を旨とせよ」「礼儀を正しくせよ」「健康を重んぜよ」
沿革1922年 天王寺高等女学校 創立 → 1947年 四天王寺中学校 → 1948年 四天王寺高等学校へ改称 → 2022年 学園創立100周年
主な学校行事体育祭(6月・大阪城ホール・中高合同)・文化祭(9月)・芸術発表会(高1)・かるた会(高1)・授戒会/授戒灌頂会・海外語学研修(希望者)

アクセス・地図

住所〒543-0051 大阪府大阪市天王寺区四天王寺1-11-73
最寄り駅大阪メトロ谷町線「四天王寺前夕陽ヶ丘」駅④番出口から南へ徒歩5分/JR「天王寺」駅から北へ徒歩10分/近鉄南大阪線「大阪阿部野橋」駅⑦番出口から北へ徒歩15分
通学学校には駐車場・駐輪場がありません(学校公表)。公共交通機関での通学になります
羽曳野・南河内から峰塚中から約45分です(古市駅から近鉄南大阪線で大阪阿部野橋まで、そこから谷町線か徒歩)。近鉄南大阪線の終点から歩ける位置にあります

※地図は住所をもとに表示しています。正門・通用門の位置は学校公式サイトでご確認ください。

どんな高校?

四天王寺学園は、1922年(大正11年)の聖徳太子1300年御忌を記念して、天王寺高等女学校として創立されました。1948年に四天王寺高等学校へ改称し、2022年に学園創立100周年。学校は、聖徳太子が四天王寺を建てた際に設けた「四箇院」のうち、人を育てる「敬田院」の精神を建学の精神にしていると説明しています。

🙏 仏教の学校としての日課があります。授業前の8時35分からおよそ10分間は朝拝で、仏教聖歌を歌い、1日おきに般若心経を読誦したあと1分間の瞑想をします。毎月22日には聖徳太子をしのぶ讃仰会、入学時には四天王寺本坊で授戒会があります。登下校時には慈母観音像に合掌・礼拝をします。

📚 文理選抜コース=「国内外の医系、理系、文系の最難関国公立大学への進学を可能にする学力を育成」するコース。
📖 文理コース=「最難関国公私立大学へ進学できる力を養成」するコース。高校2年進級時に文理選抜へのコース変更ができます。どちらも高2から文理別のカリキュラムです。
🏃‍♀️ 文化・スポーツコース=将来、国内外で活躍するアスリートやアーティストをめざすコース(専願のみ)。

📝 自習の仕組みが手厚い学校です。放課後の「学習プラザ」に教員とネイティブ講師が常駐し、食堂では卒業生の「学習サポーター」が質問に応じます。映像講座「駿台サテネット21」を全学年で導入しています。夏期・冬期講座は毎年50前後が開かれます。

🏥 キャリア教育では、京都大学の全6学部を訪問する「京都大学オリジナルキャンパスツアー」や「国公立大学 医学部医学科 志望者対象説明会」など、四天王寺生限定のイベントが用意されています。医師・弁護士などで活躍する卒業生による講演もあります。

校風・特色

学校は「円満にして慈悲深い女性」「社会に貢献できる女性」の育成をスクール・ミッションに掲げ、「和の精神」「利他の精神」を育てると説明しています。
🏆 部活動は「日本生物学オリンピック」(自然科学部生物班)、「声楽アンサンブルコンテスト全国大会」(コーラス部・大阪府代表)など、全国での実績があります。
🏫 全教室に電子黒板機能付きプロジェクターとWi-Fi。石畳の庭園(重森三玲 作庭)や地下講堂「和光館」があり、食堂は300人収容です。
📅 毎月第4土曜日が休業日で、その授業は月曜日の7限目に振り替えています(文化・スポーツコースは毎週土曜日が休業日)。

出典:学校公式サイト ほか(学校が公表する教育方針にもとづく記述です)

コースと偏差値(2026年・目安)

コース・学科偏差値の目安
文理選抜コース(普通科)69
文理コース(普通科)64
文化・スポーツコース(普通科・専願のみ)49

出典:五ツ木書房が公表する進学先調査(五ツ木模試の受験生の合格者平均)をもとにした当塾の目安です。

大学合格実績(公式データ)

四天王寺高校は、国公立大学と医歯薬系への合格者が多いことで知られる女子校です。学校が公表している2026年度の大学合格状況(2026年4月現在)は次のとおりです。

区分合格者数(うち現役)
国立大学 合計135名(93名)=京都大 13名・大阪大 29名・神戸大 21名・東京大 2名・奈良女子大 8名・大阪教育大 5名・徳島大 9名 ほか
公立大学 合計91名(74名)=大阪公立大 46名・和歌山県立医科大 9名・奈良県立医科大 5名・京都府立医科大 4名 ほか
私立大学 合計1,216名(814名)=関西大 124名・関西学院大 94名・同志社大 123名・立命館大 129名・近畿大 245名・早稲田大 19名・慶應義塾大 8名 ほか
医・歯・薬(私立の例)大阪医科薬科大 27名・関西医科大 30名・兵庫医科大 17名・大阪歯科大 26名・京都薬科大 19名・神戸薬科大 13名 ほか
文科省所管外防衛医科大学校 5名・防衛大学校 1名

出典:学校公式サイト「2026年度 大学合格状況(2026年4月現在)」。合格者数は延べ人数(1人が複数校に合格した場合も数えます)。四天王寺中学校から進学した生徒を含む学校全体の数字で、高校から入学する3コースだけの数字ではありません。

📝 enからの読み方:国立135名・公立91名という数字は、中学からの医志コースなどを含めた学校全体のものです。高校から入る場合は、文理選抜コースが「国内外の医系、理系、文系の最難関国公立大学」、文理コースが「最難関国公私立大学」をめざすコースと学校は説明しています。
大学別に見ると、大阪大29名・大阪公立大46名・神戸大21名と、関西の国公立大学に厚く、私立は近畿大245名がとびぬけて多い形です。医学部医学科の合格も国公立・私立の両方に並んでいます。

📊 以上は個別学習塾enが学校の公式発表(2026年10月時点)をもとに整理したものです。最新・正確な情報は学校公式サイトでご確認ください。

入試の形と合格最低点(公式データ)

高校から入るコースは文理選抜・文理・文化・スポーツの3つです(令和9年度の募集=文理選抜 約40名/文理 約80名/文化・スポーツ 約30名・内部進学を除く)。面接はありません。

コース入試の形(令和9年度)
文理選抜・文理5教科(国・数・英・社・理 各100点)。5教科の合計と、国・数・英の合計を5/3倍した点のうち高いほうで判定(アラカルト方式)
文化・スポーツ専願のみ。国・数・英の3教科に、業績と当日の実技テストなどを加えて判定。志願する場合は9月末までに学校へ問い合わせ

出典:学校公式「令和9年度 生徒募集要項」「高校コース紹介」。試験日は令和9年2月10日(水)(8:30集合)。検定手数料20,000円。

🔍 知っておくと効く3つのルール(学校公表):
① 文理選抜の受験者は、文理選抜の合格点に届かなくても、文理の合格点に届いていれば文理コースに「変更合格」になります(専願・併願とも)。
② 英検を持っていると英語の点数に読み替えがあります。準1級・1級=100%、2級=80%(TOEFL iBT・IELTSも可)。換算した点数と入試の英語の点数の高いほうが採用されます。
③ 専願で合格した場合は、どのコースも入学辞退ができません。

令和8年度(2026年春)の入試結果

コース受験者
専願/併願
合格者
専願/併願
合格最低点
専願/併願
文理選抜61/28716/146335/351(500点満点)
文理12/1146/135
(うち変更合格 37/128)
251/278(500点満点)
文化・スポーツ31/—31/—211(業績・実技点を含む)

出典:学校公式「令和8年度 入試データ」(内部進学者は含まず)。受験者は全体で402名(志願者404名)。3教科で判定した場合は5/3倍して500点満点に換算しています。受験者平均は 国語61・社会67・数学64・理科60・英語65。

📝 enからの読み方:
① 文理選抜は専願でも61名中16名の合格で、厳しい入試です。一方で、文理コースの合格者の大半(専願37名・併願128名)は文理選抜を受けて「変更合格」した人です。実際には「文理選抜を受けて、届かなければ文理」という受け方が中心になっています。
② 合格最低点は文理選抜で500点中335〜351点(67〜70%)、文理で251〜278点(50〜56%)。文理選抜と文理の間に80点ほどの差があります。
③ 国・数・英が得意なら3教科換算が使えます。たとえば国・数・英で210点(70%)なら、5/3倍で350点になり、社会・理科の点に関係なく文理選抜の併願の合格最低点(351点)の手前まで届きます。理社が苦手な受験生にとって大きな救いになる仕組みです。

学費(令和9年度募集要項)

入学金240,000円。教育振興協力金 100,000円(1口以上・任意)。入学後は年額628,800円(授業料565,200円+後援会費58,800円+生徒会費4,800円・年4期。文化・スポーツコースは授業料545,200円+教育充実費20,000円で同額)。このほか制服等の指定品・生徒PC・修学旅行等の費用がかかります。

出典:学校公式「令和9年度 生徒募集要項」。授業料は週34単位が基本で、学年・コースによる超過授業は1単位につき年23,400円。

合格の目安

女子校のため、偏差値は五ツ木の資料の女子の合格者平均です。文化・スポーツコースは業績・実技を加えて判定するため、学力の目安としては参考程度です。

コース・学科偏差値
(2026)
内申
9教科(45点満点)
定期テスト
5教科(500点)
実力テスト
文理選抜6942〜4589〜94%82〜90%
文理6437〜4178〜84%69〜76%
文化・スポーツ(専願)4928〜3257〜64%47〜55%

五ツ木模試について:合格の目安はおおむね上記の偏差値帯と同程度です。正確な合格可能性(A判定)ラインは最新の五ツ木の進学資料、または個別学習塾enの面談でご確認ください。

⚠️ 数値の信頼度:偏差値は五ツ木書房が公表する進学先調査(五ツ木模試の受験生の合格者平均)をもとにした当塾の目安です。内申・定期テスト・実力テストの数値は「enの指導経験にもとづく塾の目安」であり、学校が公表する公式基準ではありません。私立高校は当日点を中心に合否が決まり、専願には優遇があるのが一般的です。内申は出願資格や優遇の判定に使われることが多く、学校・コースによって扱いが違います。

個別学習塾enから見たこの高校

🌿 近鉄南大阪線の終点・大阪阿部野橋から歩ける、国公立・医歯薬系の合格者が多い女子校です(峰塚中から約45分)。
入試でいちばん大事なのは判定の仕組みです。5教科の合計と、国・数・英を5/3倍した点の高いほうで判定されるので、英数国が強い受験生は理社の出来に左右されにくい形になっています。さらに文理選抜を受けて届かなくても文理に変更合格でき、2026年春は文理の合格者の大半がこの変更合格でした。英検2級で英語80点が保証されるのも大きな条件です。
合格最低点は文理選抜が500点中335〜351点、文理が251〜278点です。文理選抜と文理の差はおよそ80点あるので、どちらのコースを現実的な目標にするかで、中3の勉強の配分が変わってきます。 個別学習塾en(羽曳野市羽曳が丘)でも、進路の選択肢としてご相談いただける学校です。「今の成績からこの学校まで何が必要か」も、面談で具体的にお伝えできます。

よくある質問(FAQ)

Q. 偏差値はどのくらいですか?
A. 文理選抜 69・文理 64・文化・スポーツ 49が目安です。五ツ木書房が公表する進学先調査(女子の合格者平均)をもとにした当塾の目安です。
Q. 医志コースには高校から入れますか?
A. 高校から入るコースは文理選抜・文理・文化・スポーツの3つです。医志コースなどは四天王寺中学校からの内部進学のコースです。
Q. 入試の科目は何ですか?
A. 文理選抜・文理は国・数・英・社・理の5教科(各100点)で、5教科の合計と、国・数・英の合計を5/3倍した点の高いほうで判定されます。文化・スポーツは国・数・英の3教科と業績・実技です。面接はありません。
Q. 合格最低点はどのくらいですか?
A. 令和8年度は文理選抜が専願335点・併願351点、文理が専願251点・併願278点(いずれも500点満点)でした(学校公表)。
Q. 文理選抜に届かなかったらどうなりますか?
A. 文理の合格点に届いていれば文理コースに変更合格になります(専願・併願とも)。令和8年度は文理の合格者のうち専願37名・併願128名が変更合格でした。
Q. 英検は入試で使えますか?
A. 使えます。準1級・1級は英語100%、2級は80%に読み替え、入試の英語の点数と比べて高いほうが採用されます(TOEFL iBT・IELTSも可)。
Q. 専願で合格したら辞退できますか?
A. できません。募集要項に「専願で合格の場合は、どのコースも入学辞退は出来ません」とあります。
Q. 学費はどのくらいですか?
A. 入学金240,000円、年額628,800円(授業料565,200円・後援会費・生徒会費)です(令和9年度募集要項)。教育振興協力金100,000円は任意です。制服・生徒PC・修学旅行等は別にかかります。
Q. 土曜日は授業がありますか?
A. 文理選抜・文理コースは毎月第4土曜日が休業日で、その授業は月曜日の7限目に振り替えています。文化・スポーツコースは毎週土曜日が休業日です。
Q. 自転車で通学できますか?
A. 学校には駐車場・駐輪場がありません(学校公表)。最寄りは大阪メトロ谷町線「四天王寺前夕陽ヶ丘」駅(徒歩5分)、近鉄南大阪線「大阪阿部野橋」駅からは徒歩15分です。
Q. 学校見学はできますか?
A. 2026年度は学校説明会が10月17日(土)14時〜、入試説明会が11月14日(土)・12月19日(土)14時〜(要ネット予約)。個別見学「Weekly 学校見学」も随時受け付けています(学校公式「高校受験をお考えの皆さま」より)。
Q. どれくらいの成績で合格できますか?
A. 上の「合格の目安」表をご覧ください(内申・テスト点はenの指導経験にもとづく塾の目安)。私立は専願か併願かで必要な点が変わります。専願のほうが通りやすいのが一般的ですが、合格すれば入学することが前提です。enの面談では、専願・併願それぞれの現実的な線をお伝えします。
📍 個別学習塾en(大阪府羽曳野市羽曳が丘)では、お子さまの今の成績から志望校までの距離を具体的にお伝えしています。
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