【大塚高校ってどんな高校?】偏差値・普通科・体育科・合格の目安|大阪府松原市

松原市にある公立高校で、普通科と体育科の2学科があります。1983年(昭和58年)開校、校訓は「創造」。体育科は1992年(平成4年)度の入学生から置かれ、大阪府立の高校では最初の体育科とされています。卒業生のおよそ85%が大学・短大・専門学校へ進み、就職では警察・消防などの公務員が目立つ学校です。

基本情報(早わかり)

正式名称大阪府立大塚高等学校(おおつかこうとうがっこう)
区分公立(大阪府立)・共学/全日制
設置学科普通科と体育科の2学科
所在地大阪府松原市西大塚2丁目1005番地
募集人員(2026年度入試)普通科160名/体育科80名
偏差値の目安(2026)普通科42/体育科48
在籍者数631名(1年207名・2年197名・3年227名/2025年5月1日時点)
創立記念日6月5日(本校舎の鍬入れが行われた日)

アクセス・地図

住所〒580-0011 大阪府松原市西大塚2丁目1005番地
電話072-332-7515(代表)/072-332-7390(体育科直通)・FAX 072-332-7579
最寄り駅近鉄南大阪線「河内松原」駅から東南へ約1,400m(徒歩およそ17分)
バス近鉄バス・南海バス「近鉄河内松原駅前」下車、南東へ1,400m
羽曳野・南河内から近鉄南大阪線でそのまま行ける学校です。古市から「河内松原」までは数駅で、駅から学校までが徒歩17分ほど。自転車通学の生徒が多い学校でもあります(届け出をして学校指定のステッカーを貼る決まりです)。羽曳が丘からは通学時間の目安でおよそ30分で、このシリーズで扱う学校の中では近い部類に入ります

※地図は住所をもとに表示しています。正門・通用門の位置は学校公式サイトでご確認ください。

どんな高校?

1983年(昭和58年)4月に開校した公立高校で、第1期生は470名(10学級)でした。開校時は普通科だけでしたが、1992年(平成4年)度の入学生(第10期生)から体育科が加わり、普通科301名・体育科80名という形で2学科になりました。大阪府立の高校としては最初の体育科設置とされています(同じ年に大阪市立汎愛高校=現在の府立汎愛高校にも置かれました)。
現在は各学年とも普通科4クラス・体育科2クラスの6クラス編成です。募集人員は普通科160名・体育科80名で、体育科が全体の3分の1を占める構成になっています。
学校が掲げる教育目標は「豊かな人間形成と創造力を育む」。スクールミッションでは「普通科と体育科を併置する特色を生かし、知・徳・体の調和のとれた人間性豊かで心身ともにたくましい」生徒を育て、日本のスポーツ振興および地域社会に貢献できる人物を育成するとしています。

📌 注意:スポーツで知られる私立の「大阪体育大学浪商高校」などとは別の学校です。大塚高校は大阪府立の公立高校で、場所は松原市です。また同じ「大塚」という名前の高校は他府県にもありますが、大阪府内で府立の大塚高校は本校だけです。

校風・特色

校訓は「創造」。教育方針として「学問を尊重し、自ら学ぶ態度を養う」「論理的に物事を判断し、行動する力を養う」「健康増進と自律・忍耐の精神を養う」「勤労精神と集団規律の大切さを学ぶ態度を養う」「地域に根差した活動を実践し、地域から愛される生活行動ができる力を養う」の5つを掲げています。
学校が公表しているアドミッションポリシー(求める生徒像)には、「本校志望の意思が強く、勉学に励み、学力向上をめざす生徒」「規則正しい生活習慣を確立し、社会人になっても通用する礼儀作法をしっかり身につけようとする生徒」「部活動や学校行事、クラス活動等に積極的に取り組む生徒」「トップアスリートをめざす生徒(体育科志望者)」などが挙げられています。
生活面のきまりははっきりしています。服装は学校指定のものに限り、制服の変形は認められません。頭髪のパーマ・カール・脱色・染色・極端な段カットは不可、化粧は厳禁、装飾品も身につけません。スマートフォン等は持ってきてもかまいませんが、授業中は電源を切る決まりです。アルバイトは原則として認められておらず、必要がある場合は許可申請を出します。自動車・単車・原付での通学は厳禁です。
登校時刻は学年ごとに時差があり、1年生8時15分・2年生8時20分・3年生8時25分までに校内に入り、8時30分のショートホームルームには着席します。完全下校は16時45分(部活動の生徒は部活動規定によります)。自転車通学はヘルメットの着用が推奨されています。
学習面では、朝の始業前に読書や小テストなどの朝学習を行い、放課後の通常講習に加えて夏期特別講習・冬期・春期講習、共通テスト直前講習を実施。大学の施設を使った「進路サマーセミナー」(勉強合宿)もあります。学習が苦手な生徒には補習、発展的に取り組みたい生徒には進学講習と、二方向で用意されています。漢字検定・英語検定などの資格取得も支援しています。進路指導の基本方針は「行ける学校よりも行きたい学校へ」です。
部活動は運動部が17、文化部が6。運動部は陸上競技・硬式野球・サッカー・水泳・硬式テニス・ソフトテニス・男子バスケットボール・女子バスケットボール・男子バレーボール・女子バレーボール・剣道・柔道・バドミントン・卓球・ダンス・女子ソフトボールなど、文化部は吹奏楽・美術・軽音楽・家庭科・漫画研究会・茶道です。令和6年度は陸上競技部が全国インターハイで女子総合優勝し、男女バスケットボール部・男女バレーボール部・ソフトテニス部が近畿大会に出場しています。
体育科にはスキー実習・キャンプ実習・臨海実習・救急法講習・スポーツ栄養学講習・スポーツ講演会といった専門の実習・講習が組まれています。
制服は令和5年度から新しくなりました。青をベースにした3パターンの「フォーマルスタイル」を基本に、セーター・ハーフパンツ・ポロシャツ・リボン・ネクタイから選んで組み合わせる形です。自転車通学が多いことからストレッチ機能が入り、消臭・撥水加工も付いています。

出典:学校公式サイト ほか(学校が公表する教育方針にもとづく記述です)

コースと偏差値(2026年・目安)

コース・学科偏差値の目安
普通科42(参考値)
体育科48(参考値)

出典:当塾が五ツ木模試の資料をもとに整理した合格目安です(五ツ木は大阪の中学生が受ける主要模試)。

卒業後の進路(公式データ)

大塚高校は、進路が4年制大学・専門学校・就職に分かれる公立高校です。大阪府が公表している卒業生の進路内訳(実人数)の直近3年は次のとおりです。

進路先2023年春
(201名)
2024年春
(168名)
2025年春
(198名)
4年制大学116名92名104名
短期大学8名6名9名
専門学校等55名42名55名
就職18名19名17名
その他4名9名13名
進学(大学・短大・専門)の割合89%83%85%
4年制大学の割合58%55%53%

※進路内訳は実人数(合計=卒業者数)。学校公式・大阪府の表記では令和4・5・6年度です。割合は当塾が計算しました。出典:大阪府「ERABO(大阪府公立高等学校・支援学校検索サイト)」大阪府立大塚高等学校のページ。

🔍 この数字の見方:進学(大学・短大・専門)がおよそ85%、就職がおよそ1割という構成で、3年とも大きく動いていません。4年制大学だけで見ると5〜6割です。「どこかには進学する」学校ではありますが、4年制大学に行く人と専門学校に行く人がほぼ半々です。

主な就職先(過去3年間の実績)

大塚高校の就職先には、公務員・消防がはっきり多いという特徴があります。

大阪府警、大阪市消防、大阪市役所、大阪南消防組合、堺市消防、株式会社クボタ、株式会社鶴屋八幡、山崎製パン株式会社、ヤマト運輸株式会社、デサントジャパン株式会社、チョーヤ梅酒株式会社、株式会社エディオン、イオンリテール株式会社、株式会社きんでん、能瀬精工株式会社

出典:大阪府「ERABO」大阪府立大塚高等学校のページ(主な就職先等・過去3年間の実績)。

📊 以上は個別学習塾enが各校の公式発表(2026年10月時点)をもとに整理したものです。最新・正確な情報は各校の公式サイトでご確認ください。

入試の形と倍率(公式データ)

大塚高校は普通科と体育科で入試そのものが違います。普通科は2月下旬〜3月の一般入学者選抜、体育科は2月の特別入学者選抜(実技検査あり)です。倍率もまったく違う動きをしています。

普通科(一般入学者選抜)

入試年度募集人員志願者数倍率
令和6年度(2024年春入学)160名131名0.82倍
令和7年度(2025年春入学)160名123名0.77倍
令和8年度(2026年春入学)160名110名0.69倍

体育科(特別入学者選抜・実技検査あり)

入試年度募集人員志願者数倍率
令和6年度(2024年春入学)80名98名1.23倍
令和7年度(2025年春入学)80名112名1.40倍
令和8年度(2026年春入学)80名94名1.18倍

出典:大阪府「大阪府公立高等学校入学者選抜における志願者数について」(各年度の一般入学者選抜・特別入学者選抜の締切数)。

🔍 この数字の見方:同じ学校でも、普通科と体育科で入りやすさが逆向きです。普通科は3年続けて募集人員に届いておらず(0.82倍→0.77倍→0.69倍)、体育科は毎年1.2〜1.4倍で実技検査もあります。「大塚は入りやすい」と一括りにはできません。
なお令和7年度は、普通科が志願者123名に対して合格者123名でした(大阪府公表の選抜結果)。ただし募集人員に満たない年でも、合否は総合点で判定されます。極端に点が取れていない場合は不合格になることがあります。

普通科の合否の決まり方(一般入学者選抜)

要素満点中身
学力検査(当日点)450点国語・社会・数学・理科・英語を各90点
調査書(内申)450点9教科を各50点。中3の評定×6+中2の評定×2+中1の評定×2
総合点900点学校が選ぶ「タイプ」で当日点と内申にかける倍率が変わります

体育科の合否の決まり方(特別入学者選抜)

要素満点中身
学力検査(当日点)225点国語・社会・数学・理科・英語を各45点
調査書(内申)225点9教科を各25点。中3の評定×3+中2の評定×1+中1の評定×1
実技検査225点体育に関する学科の配点です
総合点675点学力検査+調査書(タイプで倍率をかけて450点)+実技検査225点

出典:大阪府「大阪府公立高等学校入学者選抜の方法(特別入学者選抜・実技検査を実施する場合)」令和9年度。

📝 enからの読み方:
① 体育科は実技が総合点の3分の1(675点中225点)を占めます。逆に言えば、残りの3分の2は学力検査と内申です。実技に自信があっても、ここを捨てると届きません。
② 体育科の学力検査は5教科すべてです(各45点)。「体育科だから実技だけ」ではありません。
③ 普通科は内申が重く効きます。タイプⅢ(下の注記)は当日点と内申が5:5です。中3の評定が内申の6割をつくるので、いまからでも十分に動かせます。
④ 体育科を受けて不合格だった場合、そのあと普通科(一般選抜)に出願することができます。令和9年度(2027年春入学)の日程でいうと、特別入学者選抜の合格発表が3月1日(月)、一般入学者選抜の出願が3月3日(水)〜5日(金)です。受験計画は、この順番を前提に組み立てることができます。

⚠️ 学力検査の問題の種類(A・B・C)と、当日点と内申にかける倍率の「タイプ(Ⅰ〜Ⅴ)」は、毎年度 大阪府が公表し、学校ごとに変わることがあります。受験する年度のものを必ず大阪府のホームページでご確認ください。参考までに、令和9年度(2027年春入学)入試について府が公表している大塚高校の内容は、普通科(一般選抜)・体育科(特別選抜)とも 国語・数学・英語は「B問題」、タイプは「Ⅲ」(当日点と内申が5:5)です。

合格の目安

松原市にある身近な公立高校です。普通科と体育科で入試の形が違うため、目安の読み方も変わります。

コース・学科偏差値
(2026)
内申
9教科(45点満点)
定期テスト
5教科(500点)
実力テスト
普通科4224〜2950〜58%40〜48%
体育科4826〜3154〜61%44〜52%

五ツ木模試について:合格の目安はおおむね上記の偏差値帯と同程度です。正確な合格可能性(A判定)ラインは最新の五ツ木の進学資料、または個別学習塾enの面談でご確認ください。

⚠️ 数値の信頼度:偏差値は五ツ木模試の資料をもとにした当塾の目安です。内申・定期テスト・実力テストの数値は「enの指導経験にもとづく塾の目安」であり、学校が公表する公式基準ではありません。大阪の公立高校は、入試当日点+内申(調査書=中1〜中3の9教科評定/合計450点満点)の合計点で合否が決まります。学校が選ぶ「タイプ(Ⅰ〜Ⅴ)」により内申と当日点の比率が変わります。

個別学習塾enから見たこの高校

🌿 普通科は3年続けて募集人員に届いておらず、内申と当日点を目安どおりに積み上げていけば十分に射程に入る学校です。一方で体育科は毎年1.2〜1.4倍で実技検査もあり、同じ学校でも難しさが違います。進路は4年制大学と専門学校がほぼ半々で、「大学に行くと決めきれていないが、進学はしたい」という段階のお子さまに向いています。警察・消防をめざす方にとっても、就職実績から見て現実的な選択肢です。 個別学習塾en(羽曳野市羽曳が丘)でも、進路の選択肢としてご相談いただける学校です。「今の成績からこの学校まで何が必要か」も、面談で具体的にお伝えできます。

よくある質問(FAQ)

Q. 普通科と体育科、どちらが入りやすいですか?
A. 普通科です。普通科(一般入学者選抜)の倍率は令和6年度0.82倍・令和7年度0.77倍・令和8年度0.69倍と、3年続けて募集人員に届いていません。体育科(特別入学者選抜)は令和6年度1.23倍・令和7年度1.40倍・令和8年度1.18倍で、さらに実技検査があります。
Q. 体育科は実技だけで決まりますか?
A. いいえ。体育科の総合点675点のうち、実技検査は225点(3分の1)です。残りは学力検査225点(国語・社会・数学・理科・英語を各45点)と調査書225点で、5教科すべての学力検査があります。
Q. 体育科に落ちたら、普通科は受けられますか?
A. 受けられます。体育科は2月の特別入学者選抜、普通科は3月の一般入学者選抜で、日程が特別選抜のほうが先です。令和9年度(2027年春入学)では、特別入学者選抜の合格発表が3月1日(月)、一般入学者選抜の出願が3月3日(水)〜5日(金)なので、体育科が不合格だった場合にあらためて普通科へ出願することができます。
Q. 偏差値はどのくらいですか?
A. 普通科で42、体育科で48が目安です。ただし体育科は実技検査がある入試なので、偏差値だけでは測れません。この数値は出典のあいだで幅があるため、当塾では参考値としてお伝えしています。
Q. 大学にはどれくらい進んでいますか?
A. 2025年春(令和6年度)の卒業生198名のうち、4年制大学104名・短期大学9名・専門学校等55名・就職17名です。進学(大学・短大・専門)が約85%、4年制大学は約53%です。
Q. 就職する人も多いのですか?
A. 毎年17〜19名(1割弱)が就職しています。就職先には大阪府警・大阪市消防・堺市消防・大阪南消防組合・大阪市役所といった公務員が多いのが大塚高校の特徴です。
Q. 校則はきびしいですか?
A. 生徒心得には、制服の変形を認めない、頭髪の染色・脱色・パーマを認めない、化粧は厳禁、装飾品は身につけない、授業中はスマートフォンの電源を切る、アルバイトは原則禁止(必要な場合は許可申請)などが明記されています。生活のきまりははっきりしている学校です。
Q. 部活動はさかんですか?
A. 運動部17・文化部6があり、令和6年度は陸上競技部が全国インターハイで女子総合優勝しました。男女バスケットボール部・男女バレーボール部・ソフトテニス部が近畿大会に出場しています。
Q. 学校見学はできますか?
A. できます。2026年度(令和8年度)は学校説明会が6回予定されており、第3回「ワンデー大塚」10月17日(土)10:40〜(授業見学あり・申込は10月9日まで)、第4回11月14日(土)10:00〜、第5回12月12日(土)10:00〜、第6回1月16日(土)10:00〜です。第4回以降は事前申し込み不要・当日受付です。このほか、学校施設の見学や部活動見学には随時 個別にも対応しているとのことです。
Q. どこにありますか?
A. 松原市西大塚です。近鉄南大阪線「河内松原」駅から東南へ約1,400m(徒歩およそ17分)。近鉄バス・南海バス「近鉄河内松原駅前」からも行けます。
Q. どれくらいの成績で合格できますか?
A. 上の「合格の目安」表をご覧ください(内申・テスト点はenの指導経験にもとづく塾の目安)。大阪の公立高校は当日点+内申(調査書)の合計点で決まります。内申は中1〜中3の9教科評定が対象で、中3の評定が6倍で効きます。気になる方はenの面談で現状からの距離をお伝えします。
📍 個別学習塾en(大阪府羽曳野市羽曳が丘)では、お子さまの今の成績から志望校までの距離を具体的にお伝えしています。
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