英検2級の勉強方法|試験の形と、要約・英作文・面接の対策をまとめました

「2級は高校卒業程度。何を、どのくらい準備するとよいのでしょうか」

2級の目安は「高校卒業程度」です。面接では社会性のある話題が扱われます。

試験の形と勉強方法を、ひと通りまとめました。

── このページのまとめ ──
1

単語帳1冊と過去問が土台になります

2

要約と英作文は型を決めて書く形が進めやすくなります

3

面接は3コマの説明と意見が中心です

12級の試験の形

答え読む31問、聞く30問、書く2問です。

読む650点31問
聞く650点30問
書く650点2問

同じ650点を、書く問題は2問で分け合います

  • 読む・書く=85分、聞く=約25分(放送は1回)
  • 一次試験の合格基準=1950点のうち1520点
  • 面接=約7分、650点のうち460点
  • 読む=短い文の穴うめ17問、長文の穴うめ6問、長文の内容8問
  • 点数は英検CSEスコアで、正答数の割合とは別のものです。正答数から計算することはできません

2どのくらい前から始めるとよい?

答えいまの力によって変わります。過去問を1回解いてみると、目安が見えてきます。

計画の一例です(週5日、1日45分ほど・約半年)。これより長くかける例もあり、準2級に合格してからの期間は人によって大きく変わります。

1〜2か月目単語を中心に。要約を週に1本
3〜4か月目過去問で読む・聞くの形に慣れる。要約と英作文を週に2本
5〜6か月目時間どおりに通して解き、まちがえた問題を解き直す
一次のあと3コマの説明と意見の練習

3単語と読む問題

答え単語帳を1冊に絞り、すぐ意味が言えるところまでくり返す形があります。

単語帳は
1冊に
▶
すぐ意味が
言える
▶
過去問で
確かめる

単語は「見た」だけでは定着しにくいので、隠して思い出す練習をあわせて進める形があります。

4リスニングの進め方

答え会話15問、文15問。放送は1回です。

1
本番と同じく、1回だけ聞いて答える練習
2
原稿で、聞き取れなかった語の確認
3
音声のすぐあとについて声に出す練習

5要約と英作文

答え要約は段落ごとの要点でまとめ、英作文は意見と理由2つで書く形です。

85分の使い方の一例
読む約50分
要約約15分
英作文約20分

要約(45〜55語)

文章の話題、よい点、課題など、段落ごとの要点をつないで、自分の言葉でまとめます。

例の元の文章の流れ(当塾で作成)=町の図書館が夜遅くまで開くようになった/忙しい社会人や学生が、仕事や学校のあとに使える/人手と費用がかかり、小さな町では負担しきれないことがある。

例Some town libraries now stay open until late at night. This is helpful because busy workers and students can use them after work or school. However, libraries need more staff to do this, so their costs rise, and some small towns cannot afford this new service.話題 → よい点 → 課題(46語)

英作文(80〜100語)

意見と理由を2つ書きます。実際の問題には、書くときの観点が3つ示されます。

例(問題:もっと多くの会社が在宅勤務を認めるべきだと思いますか)I think more companies should allow their workers to work from home. First, workers do not have to spend time on trains or buses. They can use that time for their families or for studying, and this will make their lives better. Second, companies can save money. For example, they will not need large offices in expensive areas of the city, and they can use the money to pay workers more. Therefore, I believe that working from home is good for both workers and companies.意見 → 理由1+説明 → 理由2+説明 → まとめ(85語)
書くときの注意点
  • 要約に、本文にないことや自分の意見は入りません
  • 要約になっていない、問いの答えになっていないと判断されると、0点になることがあります
  • 短縮形を使わず、書き言葉にそろえる形がよく勧められています

書いたものは、学校や塾の先生に見てもらうと、次の1本に生かせます。

6面接の進め方

答え3コマの説明と意見の質問に、声に出して答える練習が中心です。

面接委員は1人、約7分です。音読は60語程度です。

カードを見てよい
黙読20秒音読No.1考える20秒No.2 3コマ説明
カードを裏返す(見ない)
No.3No.4
  • No.2の言い出しの文は、カードに印刷されています
  • 難しい文でつまずくより、自分が言える文で答える形がよく勧められています
  • 自然な形の聞き返しは減点されません。不自然な聞き返しや、くり返しの聞き返しは減点の対象です

7高校入試との関係

答え大阪府の公立高校入試では、当日の英語の点数に読みかえができます。

当日の点数と比べて高いほうが使われます。読みかえの割合は、2027年度入試までは80%、2028年度入試からは70%です。

くわしくは大阪府の公立高校入試のしくみにまとめています。最新の扱いは、出願する年度の大阪府教育委員会の発表で確認できます。

8準2級とのちがい

答え書く量と読む問題が増え、話題が社会的なものへ広がります。

英作文の語数の目安の多いほう
準2級60語
2級100語
面接の音読
準2級50語程度
2級60語程度
  • Eメールの代わりに、要約が入ります
  • 読む・書くの時間は80分から85分になります
  • 読む問題は29問から31問になります

9英検S-CBT

パソコンで受ける方式で、話す問題は録音で答えるので、面接委員と話す形ではありません。1日で4技能をまとめて受けます。書く問題は、手書きかタイピングかを申込のときに選べます。

10よく聞く話

「合格率は◯%」「5000語必要」いろいろな数字を見かけますが、英検協会のページでは確認できません。
「1日100語で覚えられる」見るだけなら進みますが、覚えるには、隠して思い出す練習も合わせる形があります。
「語数は多いほどよい」要約は語数が指定され、英作文は語数の目安が示されています。その中で、問いに答えることが土台になります。

さいごに。

2級は、要約や面接など、書く力と話す力も使う級です。単語と書く練習を早めに始めると、計画が立てやすくなります。

何級を受けるかの目安には、かんたん級チェックもご用意しています。個別学習塾enでも、英検の対策講座を開いています。ご相談も、お気軽にお声かけくださいませ。

参考

試験の形式や合格基準は、公益財団法人 日本英語検定協会の試験内容、合否判定方法などをもとにしています(2026年10月時点)。語数は2026年度第2回の問題冊子によります。英検S-CBTも参考にしています。試験日程は英検協会のページで確認できます。勉強方法は一例で、計画と英文の例は当塾で作成しました。