【八尾翠翔高校ってどんな高校?】偏差値・4つのコース・教職トライ・進路実績|大阪府八尾市

八尾市と柏原市にまたがる広い敷地にある普通科の公立高校です。2002年(平成14年)に八尾東高校と八尾南高校が統合して創立し、2017年には柏原東高校とも機能統合しました。普通科専門コース制をとり、1年生は全員共通、2年生から総合系・人文ステップアップ・理数ステップアップ・教職トライの4つに分かれます。教職トライ専門コースは大阪教育大学との連携で、大学の教職講義や地域の小学校での実習を授業として受けられるコースです。毎年およそ9割の生徒が進学し、知的障がい生徒自立支援コース「クリスタル」も置かれています。

基本情報(早わかり)

正式名称大阪府立八尾翠翔高等学校(やおすいしょうこうとうがっこう)
区分公立(大阪府立)・共学/全日制
設置学科普通科(専門コース制)+知的障がい生徒自立支援コース「クリスタル」
コース2年生から=総合系/人文ステップアップ専門コース/理数ステップアップ専門コース/教職トライ専門コース
所在地大阪府八尾市神宮寺3丁目107番地
募集人員(2026年度入試)200名(普通科)+自立支援コース3名
偏差値の目安(2026)49
在籍者数559名(1年205名・2年187名・3年167名/2026年4月1日時点)
男女比およそ男子5割・女子5割(学校公表)
連携大阪教育大学との連携校(柏原東高校との機能統合により継続)
創立記念日11月30日
沿革1973年(昭和48年)八尾東高等学校開校 / 1980年(昭和55年)八尾南高等学校開校 → 2002年(平成14年)両校を統合して八尾翠翔高等学校が創立(八尾東の校地)→ 2006年 知的障がい生徒自立支援コースを設置 → 2015年 普通科専門コース制へ改編(人文ステップアップ・理数ステップアップ・スポーツリーダー)→ 2017年(平成29年)柏原東高等学校と機能統合 → 2020年(令和2年)教職トライ専門コースを新設
主な学校行事体育祭(6月・応援団のパフォーマンス)・文化祭(9月)・修学旅行(2年/10月)・球技大会(1・2年/10月)・芸術鑑賞(3年)・耐寒行事(2月・高安山)・ラーケーション(11月)

アクセス・地図

住所〒581-0885 大阪府八尾市神宮寺3丁目107番地
電話072-943-8107(代表)・FAX 072-943-6751
最寄り駅近鉄大阪線「法善寺」駅から北へ700m/近鉄大阪線「恩智(おんぢ)」駅から南へ800m/JR大和路線「志紀」駅から東へ1,300m。3つの最寄り駅があります(学校の案内では法善寺・恩智から徒歩約10分、志紀から徒歩約15分)
自転車通学多くの生徒が自転車通学です(学校公表)。ただし駅からの自転車利用には決まりがあり、近鉄「恩智」「法善寺」からは不可、JR「志紀」からは可です
羽曳野・南河内から通学時間の目安は55分前後で、このシリーズのなかでは遠いほうです。乗り換えが入ります。自転車で通える範囲にお住まいなら、そのほうが早い場合があります(学校は八尾市と柏原市の境あたりにあります)

※地図は住所をもとに表示しています。正門・通用門の位置は学校公式サイトでご確認ください。

どんな高校?

この学校は2つの高校が統合して生まれ、さらにもう1校と機能統合しています。1973年(昭和48年)に八尾東高校、1980年(昭和55年)に八尾南高校が開校し、2000年に大阪府教育委員会が統合の方針を出して、2002年(平成14年)に八尾東の校地で八尾翠翔高等学校が創立しました(両校は2004年に閉校)。創立時は「普通科総合選択制」で、英語教養・情報科学・人文社会・地域総合・生涯体育・自然科学の6エリアを置く形でした。

2006年に知的障がい生徒自立支援コースを設置。2015年に普通科専門コース制へ改編(人文ステップアップ・理数ステップアップ・スポーツリーダー)。2017年(平成29年)に柏原東高等学校と機能統合し(柏原東は2019年に閉校)、柏原東が持っていた大阪教育大学との連携事業を引き継ぎました。それを受けて2020年(令和2年)に教職トライ専門コースが新設され、スポーツリーダーコースはここに吸収されています。

「普通科専門コース制」とは何かは、学校自身が「一言でいうと『普通科』です。ただし単なる普通科ではありません。普通科の『選択』の時間を利用して、進路・目標を明確にした専門科目を学ぶことができる『普通科』です」と説明しています。1年生は全員共通(芸術選択をのぞく)で基礎・基本の科目を学び、2年生から次の4つに分かれます。

👨‍🏫 教職トライ専門コース=小中学校・高校の先生をめざすコースです。大学の先生から学校教育・子どもの心理・地域とのつながりを学ぶ「教職講義」と、実際に学校へ足を運んで現職の先生や生徒と学校生活を体験する「教職実習」が授業として入ります。模擬授業も行います。
📖 人文ステップアップ専門コース=関関同立などの文系難関大学の入試を想定した演習科目を開講します。
🧪 理数ステップアップ専門コース=数学・理科に重きを置いた演習科目で理系大学への進学をめざします。
🌱 総合系=国公立を含めた4年制大学・短期大学・看護系・幼児教育系・各種専門学校・公務員・就職と、幅広い進路に対応します。

授業の時間数は、2年生で週6時間(総合系は週2時間)、3年生で週12時間のコース別専門科目+週4時間の選択科目(総合系は週10時間の選択科目)です。コースに定員はありません。

学力面の作りも具体的に公表されています。数学Ⅰ・総合英語Ⅰ・総合英語Ⅱは2クラス3展開で基礎・標準・発展に分け、定期考査ごと・学期ごとに理解度に応じたクラス替えを行います。朝のSHRの5分を使って週2回「教養テスト」(英単語・漢字)があり、漢検・英検の資格取得にもつなげる形です。進学講習は早朝・放課後と春夏冬の長期休みに行われ、3年生の夏休みは希望進路に合わせた講習をほぼ毎日実施すると書かれています。タブレット端末(Chromebook)は1人1台が貸し出しで、個人での購入は要りません。

📌 注意:インターネット上の情報や各種データベースでは、八尾翠翔を「総合学科」としているものがあります。これは古い情報です。創立時(2002年)から2015年までは「普通科総合選択制」でしたが、現在は普通科(専門コース制)です。「総合学科」という学科ではありません。
また学校公式サイトの「コース紹介」ページには「文理ステップアップコース」という表記が1箇所ありますが、同じページの見出しと大阪府の資料はいずれも「人文ステップアップ」です。

校風・特色

教育方針は「基礎的な学力の充実に努めるとともに、自ら課題を発見し、その解決を図っていく意欲的な態度を育成する」ほか4項目。学校の紹介文は「本校は夢の実現に向けて突き進む生徒をしっかりとサポートします。豊かな自然と広い校地。先生方の熱心な指導と優しく頼りになる先輩たち」と書かれています。
校章はスクールカラーの「翠」で、中心の楕円(地球)の周りを翼が囲み、上下から左右に広がる翼が「翠翔」の頭文字のSをかたどっています。「複雑なデザインではなく『ロゴ』のようにシンプルで、親しみの持てる新しいタイプの校章」をめざして作られたそうです。
📌 校則が生徒会の提案で変わった学校です。学校のFAQには「最近では全校生徒の意見を収集し、先生方と協議を重ね、校則の変更に至りました」と書かれています。現在公表されている内容は、スマートフォンの校内への持ち込みと、昼休み・放課後の使用が認められている/靴もカバンも指定なし/男女問わずスラックス・スカートを自由に選択できるというものです。このシリーズで扱ってきた学校のなかでは、はっきり緩やかなほうです。
制服は2023年度4月にリニューアルされました。学校は「時代の変化やニーズ、素材の進化に伴って、着心地や機能性を重視し、生徒の心や体の多様性にも対応した制服を慎重に検討いたしました」と説明しています。ブレザーに、スラックス(女子用もあります)とブルーを基調としたスカート、ネイビーとゴールドのネクタイ・同色のリボン(リボンはどちらの色も、ネクタイは女子も着用可能)、セーターはネイビーとグレー、ベストは2色。体操服も同時に新しくなり、背部に反射板が付いています。実物は玄関ホールのショーケースに展示されています。
🌟 知的障がい生徒自立支援コース「クリスタル」は2006年(平成18年)の設置で、募集人数は3名。自立支援コースの生徒は約8割の授業を普通科の生徒と一緒に受けます。学校は「本校で学ぶすべての生徒が、様々な障がいのある生徒とともに学ぶことを自然にとらえ、お互いを尊重し、支えあう姿勢を育み、共生社会を支える人材になることをめざしています」と説明しています。あわせて「学校では時刻の厳守を徹底し、遅刻者数は非常に少なく(一日当たりに換算すると0.4人)」という記述もあります。
クラブは、運動部が硬式野球・ソフトボール・サッカー・陸上競技・男女硬式テニス・男女バレーボール・男女バスケットボール・バドミントン・剣道・柔道・水泳、文化部が軽音楽・吹奏楽・茶道・書道・美術・漫画研究・デジタルです。クラブは週1日の休みがあり、テスト1週間前から原則停止になります。陸上競技部は混成八種競技で大阪インターハイ予選 優勝・近畿大会出場(令和5年度)の記録があります。食堂は昼休みの営業で、2〜4限の休み時間には廊下販売(唐揚げ・ポテトが人気)もあります。

出典:学校公式サイト ほか(学校が公表する教育方針にもとづく記述です)

コースと偏差値(2026年・目安)

コース・学科偏差値の目安
普通科(専門コース制)49

出典:当塾が五ツ木模試の資料をもとに整理した合格目安です(五ツ木は大阪の中学生が受ける主要模試)。

卒業後の進路(公式データ)

八尾翠翔高校は進学が9割の学校です。学校は「毎年約90%の生徒が進学しています」と公表しています。大阪府が公表している卒業生の進路内訳(実人数)の直近4年は次のとおりです。

進路先2023年春
(230名)
2024年春
(178名)
2025年春
(154名)
2026年春
(154名)
4年制大学130名109名74名71名
短期大学19名10名10名9名
専門学校等60名46名44名49名
就職11名9名20名15名
その他10名4名6名10名
進学(大学・短大・専門)の割合91%93%83%84%
4年制大学の割合57%61%48%46%

※進路内訳は実人数(合計=卒業者数)。学校公式・大阪府の表記では令和4・5・6・7年度です。割合は当塾が計算しました。出典:大阪府「ERABO(大阪府公立高等学校・支援学校検索サイト)」大阪府立八尾翠翔高等学校のページ。

🔍 この数字の見方:4年制大学の割合が、この4年で57%→61%→48%→46%へ下がっています。いちばん大きいのは卒業者数そのものが230名→154名へ減ったことで、4年制大学へ進む人数が130名→71名とほぼ半分になりました。専門学校等は60名→49名でほとんど減っていないため、割合だけを見ると「専門学校寄りになった」ように見えます。
学校自身が公表している最新の内訳(21期生=2025年3月卒業)は、4年制大学48.1%・短期大学6.5%・専門学校29.8%・学校斡旋就職10.4%・公務員0%・その他5.2%です。

主な大学の合格先(令和7年度入試・学校公表)

学校が公表している合格状況(延べ数)です。この年は国公立大学の合格がありませんでした。

区分合格先(延べ合格者数)
私立大学
(人数の多い順)
大阪産業大学 69、阪南大学 19、追手門学院大学 13、畿央大学 13、摂南大学 10、大阪大谷大学 7、大阪商業大学 6、大阪産業大学以外の理工系では大阪工業大学 1・大阪電気通信大学 1、近畿大学 5、龍谷大学 4、大阪経済大学 4、関西外国語大学 3、桃山学院大学 3、帝塚山大学 3、四天王寺大学 2、大和大学 2、大阪経済法科大学 2 など
短期大学等大阪キリスト教短大 2、常磐会短大 2、大阪成蹊短大 2、白鳳短大 1、四天王寺大短大部 1、大阪夕陽丘学園短大 1
看護系専門学校大阪医専 1、美原看護 1、藤井会東大阪看護学校 1
公務員守口市門真市消防 1、大阪府警 1(いずれも既卒)
就職クボタ、TOA、大阪ダイハツ販売、フジキン、紀伊産業、西村機工、万代、ブールミッシュ、北堀江せせらぎ保育園 など

出典:学校公式サイト「令和7(2025)年度入試 進路合格状況」。延べ数(1人が複数校・複数学部に合格した場合も数えます)。

なお学校公式サイトには過去5年間の主な進路先として、国公立では大阪教育大学・奈良県立大学・奈良教育大学・北見工業大学、私立では関西大学・関西学院大学・同志社大学・近畿大学・龍谷大学・甲南大学・武庫川女子大学・大阪体育大学などが挙げられています。就職先にはクボタ・大阪ダイハツ販売・近畿日本鉄道、公務員には大阪府警・大阪市職員・大阪府職員・兵庫県警・大阪市消防・自衛隊が載っています。

📊 以上は個別学習塾enが各校の公式発表(2026年10月時点)をもとに整理したものです。最新・正確な情報は各校の公式サイトでご確認ください。

入試の形と倍率(公式データ)

八尾翠翔高校は普通科の一般入学者選抜と、知的障がい生徒自立支援コースの自立支援選抜の2つで募集します。コース(総合系・3つの専門コース)を選ぶのは入学後で、受験のときには分かれていません。

入試年度募集人員志願者数競争率
令和6年度(2024年春入学)240名179名0.75倍
令和7年度(2025年春入学)200名192名0.96倍
令和8年度(2026年春入学)200名204名1.02倍

※普通科(一般入学者選抜)。出典:大阪府「大阪府公立高等学校入学者選抜における志願者数について」(各年度の締切数)。令和8年度は合格者200名(大阪府「ERABO」前年度選抜結果)。

🔍 この数字の見方:3年で 0.75倍 → 0.96倍 → 1.02倍 と上がっています。ただし志願者が増えたからではありません=志願者は179名→192名→204名と増えていますが、同時に募集人員が240名から200名へ減っています。倍率が上がった分の半分は定員が減ったためです。
令和8年度ははじめて1.0倍を超え、204名が出願して4名が不合格になりました。「定員に満たない学校」という前提は、もう当てはまりません。

知的障がい生徒自立支援コース(自立支援選抜)

年度募集人員志願者数合格者数競争倍率
令和8年度(2026年春入学)3名4名3名1.33倍

出典:大阪府「ERABO」前年度選抜結果。募集人員は3名です(学校公表の「本年度在籍の自立支援コース募集人数:3名」とも一致します)。

合否の決まり方(一般入学者選抜・タイプⅡ)

要素満点中身
学力検査(当日点)450点 → 540点国語・社会・数学・理科・英語を各90点。タイプⅡは1.2倍にして使います
調査書(内申)450点 → 360点9教科を各50点(中3の評定×6+中2の評定×2+中1の評定×2)。タイプⅡは0.8倍
総合点900点当日点:内申=6:4

出典:大阪府「大阪府公立高等学校入学者選抜の方法(一般入学者選抜・全日制の課程)」令和9年度。

📝 enからの読み方:
① 令和9年度(2027年春入学)は 国語・数学・英語がすべてB問題(標準的問題)です。難問をそろえた問題ではないので、取りこぼしを減らす練習がそのまま点になります。
② 内申が4割(360点)あります。中3の評定が内申の6割をつくるので、いまからでも十分に動かせます。副教科も9教科に入ります。
③ 倍率が1.0倍を超えたことは、受け方に影響します。「定員に届いていないから」という読み方は、もう通りません。総合点で順位がつく前提で準備するのが安全です。
④ コースを選ぶのは入学後(2年生から)です。ただし専門コースから総合系への変更はできますが、他の専門コースへの変更はできず、総合系から専門コースへの変更もできません(学校公表)。1年生のうちに決める一度きりの選択になりますので、教職トライに関心があるなら、見学の段階で見ておく価値があります。

⚠️ 学力検査の問題の種類(A・B・C)と、当日点と内申にかける倍率の「タイプ(Ⅰ〜Ⅴ)」は、毎年度 大阪府が公表し、学校ごとに変わることがあります。受験する年度のものを必ず大阪府のホームページでご確認ください。参考までに、令和9年度(2027年春入学)入試について府が公表している八尾翠翔高校の内容は、国語・数学・英語が「B問題」、タイプは「Ⅱ」(当日点と内申が6:4)です。
なお合否は、総合点の高い順に募集人員の90%までを合格とし、残りの「ボーダーゾーン」では自己申告書と調査書の「活動/行動の記録」がその学校のアドミッションポリシーに極めて合致する者を優先的に合格とする手順(Step4)が入ります。八尾翠翔のアドミッションポリシーには「学校内外の諸活動で、これまで各種コンクールや大会・ボランティア活動等に積極的に参加し、入学後も同様の活動を継続し、成果が期待できる生徒」という項目があります。

合格の目安

コースを選ぶのは入学後なので、入試の段階では目安は1本です。

コース・学科偏差値
(2026)
内申
9教科(45点満点)
定期テスト
5教科(500点)
実力テスト
普通科(専門コース制)4928〜3257〜64%47〜55%

五ツ木模試について:合格の目安はおおむね上記の偏差値帯と同程度です。正確な合格可能性(A判定)ラインは最新の五ツ木の進学資料、または個別学習塾enの面談でご確認ください。

⚠️ 数値の信頼度:偏差値は五ツ木模試の資料をもとにした当塾の目安です。内申・定期テスト・実力テストの数値は「enの指導経験にもとづく塾の目安」であり、学校が公表する公式基準ではありません。大阪の公立高校は、入試当日点+内申(調査書=中1〜中3の9教科評定/合計450点満点)の合計点で合否が決まります。学校が選ぶ「タイプ(Ⅰ〜Ⅴ)」により内申と当日点の比率が変わります。

個別学習塾enから見たこの高校

🌿 「先生になりたい」という子にとっては、この地域でかなり珍しい選択肢です。教職トライ専門コースは大阪教育大学との連携で、大学の教職講義と小学校・施設での実習が授業として組まれています。中学生の時点で進路が教職に向いているお子さまなら、3年間の中身がまるごと変わります。
学力面の作りも具体的です。数学と英語は2クラス3展開(基礎・標準・発展)で、定期考査ごとにクラス替え。朝の5分間テストが週2回、長期休みの講習、3年生の夏はほぼ毎日。「落ち着いた学習環境で手厚く」という進路指導5つのポリシーが、形になって公表されているのは安心して見られる点です。
一方で数字は正直に見ておきたいところです。卒業者数が4年で230名→154名へ減り、4年制大学へ進む人数も130名→71名とほぼ半分になりました。令和7年度入試の合格状況に国公立大学が1校も入っていません(私立では大阪産業大学69・阪南大学19・追手門学院大学13が多い層です)。倍率も0.75倍→1.02倍へ上がり、はじめて1.0倍を超えました。「入りやすい学校」という前提は外して考えるのが正確です。
校則はこのシリーズのなかではっきり緩やかなほうで、スマホの昼休み・放課後の使用が認められ、靴もカバンも指定なし、スラックス・スカートを男女問わず選べます。しかもその変更は生徒会が全校生徒の意見を集めて先生方と協議した結果だと公表されています。校則を自分たちで変えた経験がある学校という点は、進路以外のところで効いてきます。
通学は羽曳野・南河内からは目安55分で遠いほうです。近鉄大阪線「法善寺」「恩智」とJR「志紀」の3駅から歩けますが、駅からの自転車はJR志紀だけ可という決まりがあります。見学は10月31日(土)の体験入学会、12月12日(土)・2027年1月23日(土)の学校説明会です。 個別学習塾en(羽曳野市羽曳が丘)でも、進路の選択肢としてご相談いただける学校です。「今の成績からこの学校まで何が必要か」も、面談で具体的にお伝えできます。

よくある質問(FAQ)

Q. 偏差値はどのくらいですか?
A. 49が目安です。コースを選ぶのは入学後ですので、入試の段階では偏差値も1本です。
Q. 「総合学科」の高校ですか?
A. いいえ、普通科(専門コース制)です。創立時(2002年)から2015年までは「普通科総合選択制」だったため、インターネット上の情報には「総合学科」と書かれているものがありますが、現在は普通科です。
Q. コースはいつ選びますか?
A. 2年生からです。1年生は全員共通の科目を学びます。
Q. コースは途中で変更できますか?
A. 専門コースから総合系への変更はできますが、他の専門コースへの変更はできません。また総合系から専門コースへの変更もできません(学校公表)。コースに定員はありません。
Q. 教職トライ専門コースでは何をしますか?
A. 「教職講義」(大学の先生から学校教育・子どもの心理・地域とのつながりを学び、グループで話し合って発表、模擬授業も行う)と「教職実習」(実際に学校へ足を運び、現職の先生や生徒と学校生活を体験する)が授業として入ります。大阪教育大学との連携によるコースです。
Q. 倍率はどのくらいですか?
A. 令和6年度0.75倍→令和7年度0.96倍→令和8年度1.02倍と上がっています。ただし志願者が増えた(179→192→204名)のと同時に、募集人員が240名から200名へ減っていることも効いています。令和8年度ははじめて1.0倍を超え、4名が不合格になりました。
Q. 入試の問題はどれですか?
A. 令和9年度(2027年春入学)は国語・数学・英語がすべてB問題(標準的問題)、社会・理科は全校共通問題です。倍率のタイプはⅡ=当日点6:内申4です。※A・B・Cとタイプは毎年度 大阪府が公表し、学校ごとに変わることがあります。
Q. 大学にはどのくらい行きますか?
A. 学校は「毎年約90%の生徒が進学しています」と公表しています。4年制大学は46〜48%(2026年春は154名のうち71名)で、短期大学6%前後、専門学校等が30%前後です。
Q. 国公立大学の実績はありますか?
A. 過去5年間の主な進路先として大阪教育大学・奈良県立大学・奈良教育大学・北見工業大学が挙げられています。ただし令和7年度入試の合格状況には国公立大学が入っていません。
Q. 授業はどのように進みますか?
A. 数学Ⅰ・総合英語Ⅰ・総合英語Ⅱは2クラス3展開で基礎・標準・発展に分かれ、定期考査ごと・学期ごとにクラス替えがあります。朝のSHRの5分を使って週2回の「教養テスト」(英単語・漢字)もあります。
Q. スマートフォンは持っていけますか?
A. 持っていけます。学校のFAQには「スマホの校内への持ち込み、昼休みや放課後の使用が認められています」とあります。この内容は生徒会が全校生徒の意見を集め、先生方と協議して校則の変更に至ったものだと説明されています。
Q. 制服はどうなっていますか?
A. 2023年度4月にリニューアルされました。ブレザーで、男女問わずスラックス・スカートを自由に選択できます。ネクタイは女子も着用可能、リボンは2色どちらも可。靴とカバンは指定なしです。体操服も同時に新しくなりました。
Q. 入学にかかる費用はどのくらいですか?
A. 学校が内訳を公表しています(令和6年度新入生)。入学費5,650円+その他諸経費 約42,430円+制服54,900〜55,300円+体操服16,300円+校内履き1,320円+体育館シューズ3,130円+水泳着2,380〜4,150円+教材30,732円〜=諸費合計156,842円〜。これに授業料118,800円(収入状況により免除の制度があります)と修学旅行積立金80,000円が加わります。タブレット端末は貸与のため無料で、インターネット通信料・設備費・講習費はかかりません。
Q. 知的障がい生徒自立支援コース「クリスタル」とは何ですか?
A. 2006年(平成18年)に設置されたコースで、募集人数は3名です。自立支援コースの生徒は約8割の授業を普通科の生徒と一緒に受けます。学校は「ともに学び、ともに育つ」意識を育み、共生社会を支える人材になることをめざすと説明しています。説明会は10月31日(土)・12月5日(土)にあり、個別見学会は月〜金で随時(中学校経由で連絡)です。
Q. 部活動はできますか?
A. できます。運動部が硬式野球・ソフトボール・サッカー・陸上競技・男女硬式テニス・男女バレーボール・男女バスケットボール・バドミントン・剣道・柔道・水泳、文化部が軽音楽・吹奏楽・茶道・書道・美術・漫画研究・デジタルです。クラブは週1日の休みがあり、テスト1週間前から原則停止になります。
Q. 通学はどうなりますか?
A. 3つの最寄り駅があります=近鉄大阪線「法善寺」から北へ700m(徒歩約10分)、近鉄大阪線「恩智」から南へ800m(徒歩約10分)、JR大和路線「志紀」から東へ1,300m(徒歩約15分)。多くの生徒が自転車通学ですが、駅からの自転車はJR「志紀」だけ可で、近鉄「恩智」「法善寺」からは不可です。
Q. 学校見学はできますか?
A. 2026年度(令和8年度)は体験入学会が10月31日(土)13:00〜16:30、学校説明会が12月12日(土)と2027年1月23日(土)いずれも10:00〜11:30です(第1回の学校説明会は7月11日に終了)。申込は学校公式サイトのフォームからです。
Q. どれくらいの成績で合格できますか?
A. 上の「合格の目安」表をご覧ください(内申・テスト点はenの指導経験にもとづく塾の目安)。大阪の公立高校は当日点+内申(調査書)の合計点で決まります。内申は中1〜中3の9教科評定が対象で、中3の評定が6倍で効きます。気になる方はenの面談で現状からの距離をお伝えします。
📍 個別学習塾en(大阪府羽曳野市羽曳が丘)では、お子さまの今の成績から志望校までの距離を具体的にお伝えしています。
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