英検準2級プラスの勉強方法|2級とのちがいと、要約・面接の対策をまとめました

「準2級の次は、準2級プラスと2級のどちらがよいのでしょうか」

準2級プラスは、準2級と2級の間に2025年度にできた級です。目安は「高校上級程度」です。

試験の形と勉強方法、2級との選び方をまとめました。

── このページのまとめ ──
1

読む問題数と時間は2級と同じです

2

書く問題は要約と英作文です

3

面接には3コマのイラストの説明があります

1準2級・2級とのちがい

答え問題の数と時間は2級と同じで、英作文の語数は準2級と同じです。

3つの級をくらべると
英作文の語数の目安(多いほう)
準2級60語
プラス60語
2級100語
面接の音読
準2級50語程度
プラス55語程度
2級60語程度
書く問題準2級 Eメール40〜50語+英作文50〜60語
プラス 要約25〜35語+英作文50〜60語
2級 要約45〜55語+英作文80〜100語
読む・書くの時間準2級 80分
プラス 85分
2級 85分
読む問題の数準2級 29問
プラス 31問
2級 31問
聞く問題準2級 30問・3部
プラス 30問・2部
2級 30問・2部
面接の時間準2級 約6分
プラス 約7分
2級 約7分
一次試験の合格基準準2級 1800点のうち1322点
プラス 1875点のうち1402点
2級 1950点のうち1520点
面接の合格基準準2級 600点のうち406点
プラス 625点のうち427点
2級 650点のうち460点

リスニングの放送は、3つの級とも1回です。

2どちらを受けるか

答え目的によって変わります。

  • 順番に受けることは決まりではありません
  • 2級の過去問が難しく感じるときは、準2級プラスを挟む形があります
  • 志望校で2級以上が求められるときは、2級を目標にする形があります

大阪府の公立高校入試で読みかえができるのは2級からです。くわしくは大阪府の公立高校入試のしくみにまとめています。

3どのくらい前から始めるとよい?

答えいまの力によって変わります。過去問を1回解いてみると、目安が見えてきます。

計画の一例です(週5日、1日30分ほど・約3か月)。

1〜4週目単語を中心に。3週目から、要約を週に1本
5〜8週目過去問で読む・聞くの形に慣れる。要約と英作文を週に2本
9〜12週目時間どおりに通して解き、時間配分を決める
一次のあと3コマのイラストの説明と、意見を言う練習

4単語と読む問題

答え準2級の単語を固めてから、2級の単語へ広げます。

  • 専用の教材が少ないときは、準2級と2級の教材を組み合わせる形があります
  • 公開された過去問とサンプルで、形を先に見ておくと進めやすくなります
  • 読む問題は、短い文の穴うめ17問、長文の穴うめ6問、長文の内容8問

5要約と英作文

答え要約は言いかえて短くまとめ、英作文は意見と理由2つで書く形です。

85分の使い方の一例
読む約50分
要約約13分
英作文約15分
見直し約7分

要約(25〜35語)

① 段落ごとの要点
▼
② 自分の言葉への言いかえ
▼
③ つなぎの語でのまとめ

例の元の文章の流れ(当塾で作成)=夜も開く図書館が増えた/忙しい人が使いやすい/人手と費用がかかる。

例Some libraries now stay open at night. This helps busy people use them more easily. However, libraries need more staff, so they have to spend more money.話題 → よい点 → 課題(27語)

英作文(50〜60語)

例(問題:学校で料理を学ぶほうがよいと思いますか)I think students should learn cooking at school. First, cooking is a useful skill for their future. They can make healthy meals by themselves when they live alone, and they can also save money. Second, students can learn about food and culture from many places. This helps them understand other countries better.意見 → 理由1+説明 → 理由2+説明(52語)
書くときの注意点
  • 要約に自分の意見は入りません
  • 本文をそのまま抜き出すと語数を超えやすくなります
  • 要約になっていない、問いに対応していないと判断されると、0点になることがあります

自分で採点しにくい問題なので、学校や塾の先生に見てもらうと次の1本に生かせます。

6面接の進め方

答え音読、3コマの説明、意見の質問に、声に出して答える練習が中心です。

面接委員は1人、約7分です。音読は55語程度です。

カードを見てよい
黙読20秒音読No.1考える20秒No.2 3コマ説明
カードを裏返す(見ない)
No.3No.4
  • No.2は、コマごとに1〜2文で、矢印の時間や場所の変化も入れる形がよく勧められています
  • No.3・No.4は、意見に理由を添える形です
  • 自然な形の聞き返しは減点されません。不自然な聞き返しや、くり返しの聞き返しは減点の対象です

7リスニングの進め方

答え会話15問、文15問。放送は1回です。

1
本番と同じく、1回だけ聞いて答える練習
2
原稿で、聞き取れなかった語の確認
3
音声のすぐあとについて声に出す練習

8英検S-CBT

パソコンで受ける方式で、話す問題は録音で答えるので、面接委員と話す形ではありません。1日で4技能をまとめて受けます。書く問題は、手書きかタイピングかを申込のときに選べます。

9よく聞く話

「準2級の次に必ず受ける」順番の決まりはありません。目的と、いまの力で選べます。
「必要な単語は約4,000語」英検協会のページでは確認できない数字です。
「6割で合格」正答数から自分のスコアを計算することはできません。協会は2016年度の例として、2級以下は各技能6割程度の正答率の受験者の多くが合格したと示していますが、準2級プラスができる前の例で、合格を約束する線ではありません。
「書く問題は2問だから軽い」書く問題だけで一次試験の3分の1を占めます。

さいごに。

準2級プラスは、2級の形に慣れながら進める級です。要約の練習は、2級にもつながります。

何級を受けるかの目安には、かんたん級チェックもご用意しています。個別学習塾enでも、英検の対策講座を開いています。ご相談も、お気軽にお声かけくださいませ。

参考

試験の形式や合格基準は、公益財団法人 日本英語検定協会の試験内容、合否判定方法などをもとにしています(2026年10月時点)。語数は2026年度第2回の問題冊子によります。英検S-CBTも参考にしています。試験日程は英検協会のページで確認できます。勉強方法は一例で、計画と英文の例は当塾で作成しました。