子どものスマホでSNSを見られないようにする方法|iPhone・Android・キャリア別にやさしく解説

すがの

こんにちは!2024年3月に大阪府羽曳野市羽曳が丘で開校しました、個別学習塾en(エン)の菅野です🙋‍♂️
面談でいちばん多くいただくご相談が、じつは「スマホ」のことなんです。

えん

そうなんです…。勉強すると言って部屋に行くのですが、のぞくと動画を見ていて。取り上げるのもかわいそうで、どうしたものかと。

すがの

よくわかります。ただ、こればかりは「気をつけようね」で解決するのはむずかしいところで💦
スマホの側でSNSだけ見られないようにする設定がありますので、今日はそのやり方をまとめてみました!

えん

そんな設定があるんですね。でも、機械のことは苦手で…。

すがの

だいじょうぶです😌 押すところを順番に書きましたので、スマホを手に持ちながら読んでみてくださいね。
iPhoneかAndroidか、お使いのほうだけ読めば大丈夫です。だいたい10分ほどで終わります!

「勉強しているはずなのに、気づいたら動画を見ている」
「夜中まで通知が鳴っていて、朝がつらそう」

教室でも、保護者さまからよくうかがうお悩みです。
このページでは、お子さまのスマホでSNSを見られないようにする設定を、押す順番どおりに書きました。スマホを手元に置きながら読んでいただければ大丈夫です。

はじめに、ひとつだけ。じつは、完全に見られなくすることはできません。パソコンやお友だちのスマホなど、回り道はどうしても残ります。

それでも「ひらけばすぐ見られる」が「見るのにひと手間かかる」に変わるだけで、なんとなく開いてしまう時間はかなり減ります。完璧をめざさなくて大丈夫です。

まずはここだけ

お使いの機種で、やることが変わります。ご自分にあてはまるほうだけ読んでいただければ十分です。

iPhone をお使いなら

1 携帯会社のフィルタリング
2 スクリーンタイム ← こちらが本命です

iPhoneは1だけではSNSアプリが残ります。2までセットで行ってください。

Android をお使いなら

1 携帯会社のフィルタリング ← これだけでもかなり効きます
3 ファミリーリンク

Androidは1でアプリそのものを止められます。もの足りなければ3を足してください。

1まず確認したい「携帯会社のフィルタリング」

iPhone・Android 共通約5分

意外と知られていないのですが、18歳未満のお子さまがお使いの場合、携帯会社にはフィルタリングを設定してお渡しする義務があります(青少年インターネット環境整備法)。保護者さまが「不要です」と申し出れば外せるため、外れたままになっているご家庭も少なくありません。まずはお使いの回線をご確認ください。

携帯会社サービス名月額
docomoあんしんフィルター for docomo無料
au・UQ mobile・povo2.0あんしんフィルター for au無料
SoftBank・Y!mobileあんしんフィルター無料
楽天モバイルあんしんコントロール550円(3か月無料)

楽天モバイルは、以前の「あんしんコントロール by i-フィルター」が2025年9月に新規受付を終えており、現在は「あんしんコントロール」になっています。格安SIMをお使いの場合は、契約中の会社名+「フィルタリング」で検索すると同じようなサービスが見つかります。

やることは「学齢を選ぶ」だけです

  • 小学生 中学生 高校生 から選ぶだけで、有害なサイトがまとめて見られなくなります
  • おうちのWi-Fiにつないでいるときも効きます
  • お子さまの端末の設定を、保護者さまのスマホから変更できます

ここだけは知っておいてください。iPhoneとAndroidで効き方がちがいます。

  • Androidをお使いなら…アプリそのものを止められます。あとから「これは使ってよい」と個別に許可することもできます
  • iPhoneをお使いなら…ホーム画面のブラウザが専用のものに置きかわり、サイトの側はしっかり守られます。ただしアプリの制限は年齢の区分でまとめて行われるため、InstagramやTikTokは残ることがあります

ですのでiPhoneの場合は、これで終わりにせず、次の「スクリーンタイム」と組み合わせてお使いください。

できたかの確かめ方
お子さまの端末でブラウザを開き、見せたくないサイトを開いてみてください。「このページは表示できません」といった画面が出れば効いています。

2iPhoneの場合(スクリーンタイム)

iPhone・iPad約10分

iPhoneには、はじめから「スクリーンタイム」という機能が入っています。設定スクリーンタイム を開いてください。

※以下、この色の文字は、画面に出てくる言葉です。そのまま探してタップしてください。

まず、下ごしらえを2つ

  1. パスコードを決めます
    スクリーンタイムパスコードを使用 をタップし、保護者さまだけが知っている4桁を決めます。
    ※画面ロックの番号とは別のものにしてください。同じだと、すぐに解除されてしまいます。
  2. できれば、保護者さまのiPhoneから操作します
    保護者さまの 設定スクリーンタイムファミリー の中のお子さまのお名前をタップ。
    お子さまの端末を借りなくても、あとから中身を変えられます。
    ※ファミリー共有をお使いでない場合は、お子さまの端末で同じ操作をしてください。

ここが本題:SNSアプリを止めます

  1. App使用時間の制限制限を追加 を開きます
  2. 一覧から、止めたいものにチェックを入れます
    ソーシャルネットワーキング を選ぶとSNSのアプリがまとめて、その行を開くとアプリを1つずつ選べます
  3. 時間を 1分 にします
    0分は選べないので、いちばん短い1分にします。1日に1分しか使えない=ひらいてもすぐ閉じてしまう、ということです
  4. 使用制限終了時にブロック を必ずオンにします
    ※ここがオフだと、時間を過ぎても使えてしまいます。いちばん忘れやすいところです。

「LINEは残したい」「Instagramだけ止めたい」と選べるのが、この方法のいちばん良いところです。

あわせて、ふさいでおきたい2か所

  1. アプリを入れ直せないようにします
    コンテンツとプライバシーの制限 をオンにして、iTunesおよびApp Storeでの購入インストール許可しない
  2. ブラウザからの入口も閉じます
    コンテンツ制限Webコンテンツ成人向けWebサイトを制限 を選び、許可しないWebサイト に見せたくないサイトのアドレスを足します。
    アプリを止めても、SafariやChromeからは開けてしまうためです。

「年齢の制限」で消す方法は、いまは使えません。

コンテンツ制限App で年齢を下げる方法もありますが、Instagram も TikTok も LINE も、同じ「13+」です。SNSだけを選んで消すことができず、下げすぎるとLINEまで一緒に消えてしまいます。

※2026年1月から年齢の区分が 4+/9+/13+/16+/18+ に変わりました。以前あった「12+」はもうありません。

できたかの確かめ方
お子さまの端末で、止めたアプリ(Instagramなど)を開いてみてください。1分ほどで画面が切りかわり、ホーム画面のアイコンが灰色になれば効いています。

※iOSのバージョンによって、項目の名前や並びが少しちがうことがあります。見あたらないときは、スクリーンタイムの画面を上から順にご覧ください。

3Androidの場合(Googleファミリーリンク)

Android約10分

Androidは、「Google ファミリーリンク」という無料アプリで管理します。保護者さまのスマホにアプリを入れて、お子さまのGoogleアカウントとつなぐしくみです。

  1. 保護者さまのスマホに ファミリーリンク を入れます
  2. 画面の案内にそって、お子さまのGoogleアカウントを追加します
  3. アプリごとに 許可 ブロック を選びます(見せたくないアプリをブロック)
  4. Google Play → コンテンツの制限で、年齢に合わせた制限をかけます
  5. Chrome → サイトの管理から、見せたくないサイトを1つずつブロックします

ファミリーリンクは使う時間の管理も同じ画面でできます。「1日◯時間まで」「夜21時以降は使えない」といった設定も、あとから足せます。

※13歳以上のお子さまの場合、アカウントをつなぐときにお子さま本人の同意が必要です。だまって設定することはできないしくみになっています。
※お子さまがあとから管理をやめようとすることもできますが、18歳未満のうちは保護者さまの承認が必要で、保護者さまに通知が届きます。

できたかの確かめ方
お子さまの端末で、ブロックしたアプリのアイコンが灰色になっていればOKです。タップしても開きません。

4おうちのWi-Fiで止める方法(補助として)

おうち全体

Wi-Fiルーターにも、見せたくないサイトを止める機能がついていることがあります。「ペアレンタルコントロール」「あんしんネットフィルター」といった名前で、メーカーによってちがいます。

ただし、これだけでは足りません。Wi-Fiを切って携帯の回線に切りかえると、そのまま見られてしまいます。1〜3のいずれかと組み合わせてお使いください。

5うまくいかないときは、ここを見てください

設定したのに見られている…というときは、たいていこのどれかです。上から順にご確認ください。

  • 「今日は制限を無視」を押されている…iPhoneで時間制限がかかると、この選択肢が画面に出ます。スクリーンタイムパスコードを決めていないと、お子さま自身が押して解除できてしまいます。いちばん多い抜け道です
  • 「使用制限終了時にブロック」がオフのまま…これがオフだと、時間を過ぎても使えます
  • アプリではなくブラウザから見ている…アプリを止めただけでは足りません。サイトのアドレスもブロックしてください
  • 入れ直している…「アプリのインストールを許可しない」を必ずオンに
  • パスコードを覚えられている…入力するところを見られています。お誕生日や、ロック解除と同じ番号は避けてください
  • お友だちの端末で見ている…ここは設定では止められません。ご家庭でのお話し合いになります

6全部止めるのがむずかしいときは

お子さまが中学生・高校生になると、全部を止めるのはかえって難しくなります。友だちとの連絡もSNSで、という子が多いからです。

そんなときは、「なくす」ではなく「区切る」に切りかえてみてください。

  • 時間の長さで区切る…さきほどの「App使用時間の制限」の時間を、1分ではなく「1日30分まで」にしておく方法です
  • 時間帯で区切る…iPhoneなら 休止時間、Androidならファミリーリンクの おやすみ時間 で、21時以降は使えない、と決められます
  • 場所で区切る…勉強のあいだはリビングの充電器に置く。じつはこれがいちばん効きます

enでも、授業中はスマホをカバンにしまっていただいています。「手の届くところにない」という状態をつくるだけで、集中の続き方がずいぶん変わります。

なお、ゲームの課金と時間については別のページにまとめています。→ 子どものスマホゲーム|課金と時間を止める設定

さいごに、ひとつだけ。

設定を入れるときは、できればお子さまにだまってではなく、話してからにしていただくのがおすすめです。「勝手に入れられた」と受け取られると、抜け道を探すほうに一生けんめいになってしまうことがあります。

「夜だけは止めておくね」「テストが終わるまでね」と理由と期限をそえてお伝えいただくと、思いのほかすんなり受け入れてくれる子が多いです。

ご家庭で決めたルールを、塾のほうでもそろえてお声かけできます。「うちはこうしています」と教えていただけましたら、教室でも同じようにお話しいたしますので、どうぞお気軽にお知らせくださいませ。

※記載の内容は2026年8月時点のものです。アプリや各社サービスの更新により、画面の名前や並び、料金が変わることがあります。最新の内容は各社の公式ページでご確認くださいませ。

えん

さっそくやってみます。うちは携帯会社のほうから試してみますね!

すがの

はい、それがいちばん近道だと思います👍
設定してみて「うまくいかない」「これで合っているのかな」というときは、教室でもお気軽にお声かけくださいませ。一緒に画面を見ながらお手伝いいたします😌

シリーズ「子どものスマホ、どうする?」

個別学習塾enが、保護者さま向けに3回に分けてまとめています。はじめての方は1から順にご覧いただくのがおすすめです。

1SNSを見せない設定いま読んでいるページ
iPhone・Android・携帯会社の設定を、押す順番どおりに
2ゲームの課金と時間
課金の止め方(まずここ)と、時間の区切り方
3家庭のルールの決め方
何を決めるか・どう決めるか。書き写せるひな形つき