英検準2級の勉強方法|3級とのちがいと、一次・二次の対策をまとめました
「3級の次は準2級。どのくらい難しくなって、何をすればよいのでしょうか」
準2級の目安は「高校中級程度」で、3級の「中学卒業程度」から一段上がる級です。
試験の形と勉強方法を、ひと通りまとめました。
単語帳は1冊に絞って、くり返す進め方がよく勧められています
書く問題は2問で一次試験の3分の1を占めます。型を決めて書く練習が役に立ちます
面接は止まらずに答える練習が中心です。流れを知り、声に出して準備します
13級とは、どこがちがうの?
答え書く量と話す量が増え、リスニングは1回で聞き取る形になります。
語数の目安は、3級がEメール15〜25語・英作文25〜35語、準2級がEメール40〜50語・英作文50〜60語です(2026年度第2回の問題冊子)。問題文の読みがなも、準2級には付いていません。
書く問題の重みが大きい理由
スコアは、問題数に関係なく、読む・聞く・書くに同じだけ配分されています。
同じ600点を、書く問題は2問で分け合います
一次試験の合格基準は1800点のうち1322点、二次試験は600点のうち406点です。正答数から自分のスコアを計算することはできません。
2どのくらい前から始めるとよい?
答えいまの力によって変わります。過去問を1回解いてみると、目安が見えてきます。
短い期間で合格する人もいれば、半年以上かけて準備する人もいます。
英検協会のページで、過去問3回分と音声が公開されています。時間どおりに解くと、読む・聞く・書くのどこから手をつけるかが見えてきます。
計画の一例(約3か月)
週5日、1日30分ほどを想定した一例です。
3単語の進め方
答え1冊に絞り、隠して思い出す形でくり返します。
1冊に絞る
くり返す
過去問へ
こうした進め方がよく勧められています。
日数を計算してみると
たとえば1,100語の単語帳なら、1日20語で1周55日、1日50語で1周22日です。試験までの日数から、1日の語数を決めると計画が立てやすくなります。
覚え方
4読む問題の進め方
答え時間配分は人によって変わるため、過去問で測って決めると進めやすくなります。
読む問題は29問です。短い文の穴うめ15問、会話の穴うめ5問、長文の穴うめ2問、長文の内容7問で、書く問題と合わせて80分です。
80分の使い方の一例読む問題の時間を使いすぎると、書く時間が足りなくなります
- 書く問題に30〜35分ほど残す配分が、よく勧められています
- 長文の内容は設問を先に見て、穴うめは空所の前後から読む方法がよく挙げられます
- 書く問題から先に解く人もいます。順番を変えるときは、マークのずれにも気を配れます
5リスニングの進め方
答え1回で聞き取る練習を、過去問の音声でくり返します。
全部で30問、約25分、放送はすべて1回です。
6Eメールと英作文の進め方
答え短い型を決めて、実際に書いてみます。
Eメール(40〜50語)
相手の質問に答えたうえで、下線部の特徴を問う具体的な質問を2つします。次の順に書くと、組み立てに迷いにくくなります。
よくある失敗は、メールにすでに書いてあることを聞く、質問が1つで終わる、相手の質問に答えていない、の3つです。
英作文(50〜60語)
意見を1つ決めて、理由を2つ書きます。「安いから」「便利だから」だけで終わらず、少し具体的に説明すると、伝わりやすくなります。
語数が足りないときは、最後にまとめの一文を足す方法もあります。
- 問いに答えていないと、0点になることがあります
- 意見と矛盾する理由は、点につながりにくくなります
- 「Because it is fun.」のような不完全な文や、同じ形の文のくり返しも同じです
- 解答用紙は機械で処理されるため、濃く、はっきり書くと読み取られやすくなります
書いたものは、学校や塾の先生に見てもらうと、次の1本に生かせます。
7面接(二次試験)の進め方
答え流れと答え方の型を知り、止まらずに声を出す練習をします。
面接委員は1人、約6分で、やり取りはすべて英語です。カードの文を20秒だまって読み、タイトルから音読したあと、5つの質問に答えます。
面接の流れ止まらないために
- 考えるときは Well… と声を出すと、沈黙を作らずにすみます
- 本音でなくても、言いやすいほうの意見を選ぶ方法もあります
- 自然な形の聞き返しは減点されません。不自然な聞き返しや、くり返しの聞き返しは減点の対象です
- バーチャル二次試験で流れを見る、録音して聞き直す、人を相手に通してみる、といった練習があります
- 二次で不合格または欠席だった場合は、翌年度の同じ回まで、申請すると一次が免除されます(検定料は通常どおり)
8学校のテスト・入試との関係
答え定期テストの時期を先に入れて、計画を立てると無理がありません。
定期テストの間は、単語だけを続ける形もあります。テストが終わってから一次試験までの週数を数えると、使える時間が分かります。
大阪府の公立高校入試で、当日の英語の点数に読みかえができるのは英検2級からで、準2級は対象外です。くわしくは大阪府の公立高校入試のしくみにまとめています。
私立高校での扱いは学校によって異なるため、各校の募集要項で確認できます。
9準2級プラスとS-CBT
準2級プラス
準2級と2級の間に、2025年度にできた級です。面接は約7分で、3コマのイラストを説明する形式です。
英検S-CBT
パソコンで受ける方式で、書く問題は手書きかタイピングかを申込のときに選べます。話す問題は録音で答えるので、面接委員と話す形ではありません。1日で4技能をまとめて受け、同じ回に同じ級を3回まで受けられます。
10よく聞く話
さいごに。
準2級は、3級から一段上がる級です。読む・聞くに加えて、書く・話す練習の時間も見込んでおくと、計画が立てやすくなります。
個別学習塾enでも、英検の対策講座を開いています。何級を受けるかのご相談も、お気軽にお声かけくださいませ。





